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日高のレジオネラ症:原因、施設と断定できず 県、遺伝子不一致/埼玉

 2012年(平成24年)12月15日付け毎日新聞は、温泉施設「サイボク天然温泉まきばの湯」(日高市下大谷沢)の利用者がレジオネラ症となった問題で、県生活衛生課は14日、患者から検出したレジオネラ菌の遺伝子を調べた結果、施設で見つかった菌の遺伝子と一致しなかったと発表した、と伝えた。
 同課は「現段階では、この施設が原因とは断定できない」としている。
 同課によると、県衛生研究所が11日、浴槽の湯から見つかった菌と、患者1人の痰(たん)から検出された菌のそれぞれの遺伝子を調べた結果、遺伝子が異なることが判明した。
 残りの患者については、痰が採取できなかったり、痰から菌が検出されなかったという。
 一方、県疾病対策課は14日、施設を利用した県内の70歳代の男性がレジオネラ症になったと発表した。
 患者は計6人となった。

ニュース資料:2012年(平成24年)12月15日(土)毎日新聞