温泉施設でレジオネラ菌 4人に症状 日高市/埼玉
2012年(平成24年)12月11日にNHKニュースは、埼玉県日高市にある温泉施設を利用した客4人が肺炎や呼吸困難などの症状を訴え、埼玉県は、施設の浴槽からレジオネラ菌が検出されたことから、施設を利用したため感染した疑いが強いとみて調べていると、伝えた。
埼玉県の調べによると、東京や埼玉県などに住む50代から80代の男女合わせて4人が、先月19日から28日にかけて、日高市にある温泉施設、「サイボク天然温泉『まきばの湯』」を利用したあと発熱や肺炎、それに呼吸困難などの症状を訴え、入院しました。
このうち1人は症状が重いということです。
保健所が施設の浴槽のお湯を採取して調べた結果、レジオネラ菌が検出されました。
レジオネラ菌は風呂などを不衛生な状態にしていると増殖しやすい細菌で、感染すると高熱や肺炎などの症状を起こすことがあり、埼玉県は、4人は施設でレジオネラ菌に感染した疑いが強いとみて調べています。
温泉施設の運営会社は11日夕方、記者会見し、藤田聖総務部長が「施設からレジオネラ菌が検出され、心からおわびします」と陳謝しました。
運営会社は、今月6日から施設の営業を自粛しています。
埼玉県のホームページは、http://www.pref.saitama.lg.jp/news/page/news121211-05.html