南陽の旅館浴槽でレジオネラ菌/山形
2012年(平成24年)11月17日(土)付け読売新聞は、山形県は16日、南陽市竹原の旅館「南陽グリーンヒル」の入浴施設を利用した長井市の70歳代男性など男性3人がレジオネラ症を発症し、男湯の浴槽から基準値の530倍のレジオネラ菌が検出されたと発表した、と伝えた。
3人は現在、肺炎などで入院中。
同旅館では7日から、入浴施設の利用を取りやめている。
県保健薬務課などによると、3人は10月27日から今月4日にかけて、それぞれ同旅館の入浴施設を利用した。
医療機関からレジオネラ症患者の連絡を受けた県置賜保健所が調べたところ、女湯からも基準値の330倍のレジオネラ菌が検出された。
入浴施設は循環式の沸かし湯を使用しており、県旅館業法施行条例で「週に1回以上」と定められている濾過器の清掃や湯の張り替えを、月に1回程度しか行っていなかったという。
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