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浴槽から130倍のレジオネラ 雫石の県営温水プール/岩手

 2012年(平成24年)10月20日(土)付け岩手日報は、県は19日、9月に雫石町長山の県営屋内温水プールの男子用浴槽から基準値の130倍のレジオネラ属菌が検出されたと発表した、と伝えた。
 現段階で健康被害の報告はないが、同プールを指定管理している企業グループが県に報告したのは18日後で、県は厳重注意する方針。
 再発防止策が示されるまで浴槽の使用禁止を指示した。
 県によると、9月の定期水質検査で基準値(100ミリリットル当たり10CFU)を上回る同1,300CFUを検出。
 検査業者から28日、指定管理者の岩手ビルサービス・セントラルスポーツ・陽光ビルサービスグループに結果が報告された。
 同グループは義務づけられている保健所への届け出をせず、塩素消毒して翌29日に浴槽の使用を再開。
 10月2日に再検査し、基準値以下の結果報告を15日に業者から受けた後、16日になって県に経過を報告した。

ニュース資料:2012年(平成24年)10月20日(土)岩手日報