無許可で日帰り入浴の疑い/山口
2012年8月8日(水)に中国新聞は、山口市神田町の宿泊施設「KKR山口あさくら」が、無許可で宿泊客以外に日帰り入浴をさせていたとして公衆浴場法違反(無許可営業)の疑いで山口県の是正指導を受けていたことが7日、分かった、と伝えた。
県生活衛生課などによると、国家公務員共済組合連合会が経営するKKRは、客を宿泊させる旅館業法の許可は1991年に取得していたが、宿泊客以外が入浴する際に必要な公衆浴場法に基づく知事の許可を得ていなかった。
県山口環境保健所が「宿泊客以外に入浴させている」との情報提供を受け、7月末に立ち入り調査。
レストラン利用客のうち1日5〜10人程度の希望者に浴場を1人200円で利用させていたことが分かった。
KKRは県の指導を受け、日帰り入浴をいったん中止。営業許可を申請して3日に認められた。