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塩素薬剤835リットル流出 高岡の温泉施設/宮崎

 2012年6月12日(火)付け読売新聞は、宮崎市は11日、同市高岡町小山田の温泉施設「高岡温泉やすらぎの郷(さと)」から、消毒液の次亜塩素酸ソーダ835リットルが近くの瓜田川に流出したと発表した、と伝えた。
 約1キロ下流で塩素濃度2ppmを測定、多数の魚が死んでいるのを確認したという。
 やすらぎの郷は宮崎市の施設で、指定管理者の宮交ショップアンドレストラン(宮崎市)が運営している。男性従業員が11日午前11時40分頃、温泉水を殺菌するための薬注タンクに次亜塩素酸ソーダを注入する際、バルブの操作を誤ってタンクを離れ、40分後にあふれ出ているのに気付いたという。
 宮崎市は瓜田川の下流約1キロにわたり、多数の魚が浮いて死んでいるのを確認。流出を発見した約4時間後に1キロ下流で水質検査をしたところ、塩素濃度は2ppmで、さらに約300メートル下流では検出されなかった。これまでのところ、健康被害は寄せられていないという。

ニュース資料:2012年(平成24年)6月12日(火)読売新聞