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ホルムアルデヒド、数値が前日より減少

 平成24年(2012年)5月21日(月)にTBSテレビは、関東の複数の浄水場で有害物質のホルムアルデヒドが検出された問題で、群馬県が河川の水を採取し、検査した結果、数値が前日より減少したことがわかりました,と伝えた。
 群馬県は、関東の複数の浄水場で有害物質のホルムアルデヒドが検出された問題をうけ、これまでに利根川に流れ込む支流7か所の水と近隣の化学メーカーの排水を採取し、ホルムアルデヒドの発生状況を調べていました。
 調査では、いずれの場所からも基準値を上回るホルムアルデヒドは検出されていませんでしたが、群馬県は原因など調べるため、20日、モニタリングポイントを5か所設置し、定点観測を始めました。
 「きのうに比べて減ってきているのが数字のうえでは表れてきている」(群馬県の担当者)
 群馬県によりますと、すべての箇所で前日より数値が減少したということですが、群馬県は、「発生源を特定するためのデータは得られておらず、今後も観測を続けていく」としています。
 一方、同じ利根川水系の江戸川から取水する三郷浄水場で、20日、基準値を超えるホルムアルデヒドが検出され、水の供給が停止されました。東京都によりますと、すでに別の浄水場からの供給に切り替えているため、断水などの影響はないということです。
 環境省では、関係する自治体や河川を管理する国土交通省などと連携しながら、対応を検討することにしています。

ニュース資料:2012年(平成24年)5月21日(月)TBSテレビ