<洗剤>工場から漏れ川に流出/大阪
2012年1月20日(金)付の毎日新聞は、20日午前6時ごろ、大阪府柏原市玉手町の洗剤メーカー「サラヤ」大阪工場で、配管から台所用洗剤が漏れているのを従業員が見つけた、と伝えた。
漏れた洗剤約20トンのうち半分ほどが排水路を通じて大和川に流出し、同府八尾市、藤井寺市など下流の約4キロまで及んだ。同社によると、洗剤は毒性がほとんどないという。
同社や国土交通省大和川河川事務所によると、貯蔵タンクから充填装置につながる配管のバルブが劣化して漏れていたという。同事務所は下流にオイルフェンスを設置し、回収方法を検討している。
府警柏原署にはこの日朝から、「川が白い泡だらけになっている」と通報が相次いだという。