汚水流出:篠山川に―市、点検まで3日気づかず/兵庫
2012年1月18日(水)付の毎日新聞は、篠山市は17日、大山浄化センター(同市大山下)から、未処理の汚水約500キロリットルが篠山川に流出した、と発表した。
汚水は13日から流出していたが、市は定期点検のあった16日まで約3日間気づかなかったという。
市によると、16日午前11時半ごろ、定期点検で大山浄化センターを訪れた市下水道課職員が汚水流出を見つけた。
汚水槽の2台のポンプのうち1台のポンプが故障した。通常の2台での交互運転から、残る1台のポンプの運転に切り替えたところ処理能力が低下して、生活排水を処理できなくなったという。
異常発生時は非常通報装置が作動するはずだったが、故障による修理中で連絡が入らず、職員は前回点検のあった13日から16日の点検まで気づかなかったとのこと。