小田原・三の丸小:プール18杯分の水、出しっぱなし−12月の水道料、前年比300万円増/神奈川
2012年1月14日(土)付の毎日新聞は、小田原市教委は13日、同市本町の市立三の丸小学校の地下1階にある屋内プール(縦25メートル、横13メートル)で給水が10日間続き、約6,000立方メートルの水が無駄に排水されたと発表した、と伝えた。
プール約18.5杯分に相当する量で、下水道使用量も含めた水道料金は、前年同月比で約300万円も多かったという。
同小と市教育総務課によると、プールは例年6月〜9月末まで使用。通常使用時は給水管が開き、水位が下がると自動給水される仕組みになっている。
昨年9月下旬に担当教諭が給水管を閉鎖。さらにプールを空にするため、12月12日夕に排水を行った。翌朝に空の状態になったことは確認されたが、給水が続いていることは巡回していた教諭も同21日まで気づかなかったという。今月6日の検針で大量の水道使用が判明したという。
同小は「9月下旬に閉鎖された給水管を誰が開けたかは分からない」と話している。水道料金の支払いは同小と市教委で検討するとのこと。