武田薬品に厳重注意、廃液が漏れた問題で/神奈川
2011年12月22日(木)付の神奈川新聞は、武田薬品工業湘南研究所(藤沢市村岡東2丁目)で遺伝子組み換え大腸菌などを含む廃液が漏れた問題で文部科学省は22日、同社に対し厳重注意したと発表した、と伝えた。
文科省や同社によると、同研究所で11月30日、廃液タンクから、遺伝子組み換え大腸菌などを含む廃液(1立方メートル)が施設内に漏れたという。
文科省は原因究明と再発防止策を報告するよう指導。
同社は、滅菌排水流しに設置されている水道栓を撤去し、ポリ容器に入れた洗浄水で排水することや設備の一部の防水加工を強化するなどの再発防止策を講じたとしている。