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ヒ素:中学校井戸から検出 国基準の1.5倍、飲料使用を中止-都城市教委/宮崎

 2011年12月20日(火)付の毎日新聞は、都城市教委は19日、同市夏尾町、市立夏尾中学校で、敷地内の井戸水から国の基準の1.5倍のヒ素を検出したと発表した、と伝えた。
 直ちに健康被害を及ぼす濃度ではないが、同中と隣接の市立夏尾小は15日から飲料水としての使用をやめている。
 付近に汚染原因となるような工場などがないことから、市教委は自然界にあるヒ素とみているという。
 市教委によると、先月あった県の定期検査で地区内の民家の井戸水から基準を上回るヒ素が検出されたため、8日に両校の水道水も検査。
 水道水は井戸水をくみ上げており、水道法が定める1リットル当たり0.01ミリグラム以下の基準をわずかに上回る0.015ミリグラムが検出されたという。
 両校は現在、市水道局が提供する水を使用。
 市教委は今後、児童生徒、教職員や希望する卒業生らを対象に健康調査を実施するとのこと。

ニュース資料:2011年(平成23年)12月12月20日(火)毎日新聞


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