温泉爆発事故、運営会社が大成建設担当者を告発/東京
2011年12月9日(金)付の読売新聞は、東京都渋谷区で2007年6月、従業員3人が死亡、通行人らが重軽傷を負った温泉施設「SHIESPA(シエスパ)」の爆発事故で、施設を運営していた「ユニマットホールディング」(東京都港区、旧・ユニマット不動産)が9日、欠陥工事があったとして、設計・施工を担当した大手ゼネコン「大成建設」(新宿区)側の当時の施工責任者について、個人名を特定しないまま業務上過失致死傷容疑で東京地検に告発した、と伝えた。
この事故を巡っては、設備設計を担当した大成建設のエンジニアと、ユニマット不動産の当時の取締役の計2人が業務上過失致死傷罪で東京地裁に在宅起訴されているという。