行田の温泉施設下水道料金逃れ:過料など1億8,300万円、市に納付/埼玉
2011年9月6日(火)付の毎日新聞は、行田市向町の温泉施設「古代蓮物語」(2010年3月から休業)が下水道料金を逃れていた問題で、行田市は5日、運営管理する2社から未払い料金と過料を合わせた1億8,300万円が納付されたと発表した、と伝えた。
2社は「共立メンテナンス」と子会社の「共立フーズサービス」(ともに東京都千代田区)。
時効にかからない5年間(2005~2010年)の未払い料金1億3,200万円を1月に、配管に計測メーターを迂回(うかい)する管が不正に設置されていることを知りながら市に報告しなかった期間(2009年6月以降)の未払い料金の2倍にあたる過料5,100万円を5月に納付したという。
市は当初、過料について条例で認められた未払い料金の5倍を請求したが、共立フーズサービスから「高すぎる」などの弁明書が出されたため、過去の判例を検討して減額したという。