鶴ケ島の「逆木荘」レジオネラ菌基準値以下―31日から利用再開/埼玉
2011年8月31日(水)付の毎日新聞は、浴槽から基準値を超えるレジオネラ菌が検出されたため、利用を中止していた鶴ケ島市老人福祉センター「逆木荘」の浴室について、鶴ケ島市は30日、「再検査の結果、正常値であることが確認された」として、31日から利用を再開する、と発表した、と伝えた。
市は今月11日に実施した定期検査で、同施設の浴室から県公衆浴場法施行細則で定められたレジオネラ菌の基準値(100ミリリットル中10個未満)の16倍に当たる100ミリリットル中160個が検出されたため、今月20日から浴室の利用を中止していた。
20日に浴槽周辺を薬品洗浄、22日に再検査を実施したところ、基準値以下の数値が出た。
同施設は市シルバー人材センターが指定管理者として運営。社団法人「県環境検査研究協会」が2月と8月の年2回、定期検査を実施している。
これまでに、2002年8月と2006年3月、2010年2月の計3回、基準値以上のレジオネラ菌が検出されている。