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足湯 潜む細菌:調査の4分の1にレジオネラ属菌

 2011年7月24日(日)付の朝日新聞は、温泉地で人気の足湯を、古畑勝則・麻布大准教授(環境微生物学)が全国125カ所で調べたところ、その4分の1から肺炎などを引き起こすレジオネラ属菌が検出された、と伝えた。
 足湯は公衆浴場法など法規制の対象外。
 古畑さんは「足を入れるだけで病気になるとは考えにくいが、汚れは望ましくない。足湯の設置者が責任を持って衛生管理すべきだ」と訴えているという。
 全国28都道府県の温泉地にある足湯のうち125カ所を2009年から今年までサンプル調査。
 25%にあたる31カ所からレジオネラ属菌を検出したという。
 足湯には衛生管理の基準がないが、銭湯やホテル、旅館の浴場など風呂の水に関する厚生労働省の指針では、レジオネラ属菌は検出されてはいけないことになっている。
 125カ所中61カ所では大腸菌群も調べ、11カ所(18%)で1ミリリットルあたり2個以上を検出。最も高い所は120個だったという。
 風呂に関する厚労省指針では、大腸菌群は1ミリリットル中1個以下としている。
 足湯では2007年、鹿児島県で清掃作業をした男性がレジオネラ菌に感染して肺炎になった例がある。

ニュース資料:2011年(平成23年)7月30日(土)朝日新聞


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