下水道使用料賦課漏れ問題:無届け施工で登録12業者を処分/京都
2011年3月9日(水)付の両丹日日新聞は、下水道使用料の賦課漏れ問題にかかわって福知山市は8日、排水設備の工事を無届けで施工したと認めた登録業者12業者を処分したと発表した、と伝えた。
昨年発覚した賦課漏れ問題は、職員の事務処理ミスや業者の無届け工事などが原因で、推定約1億4千万円の徴収漏れがあり、約7千万円が時効になったという。
市下水道部によると、賦課漏れ件数は489件で、無届け工事は310件とみている。しかし、施主らへの調査の結果、56業者110件を確認したものの、業者側が認めたのはわずか34件だったという。
市は、16件の無届け工事をした登録業者の指定を取り消し、11業者には警告書を発送。また、無資格業者5業者についても警告書を送るという。
下水道部は「これ以上の調査は困難」として、業者への調査は終結するとのこと。