レジオネラ属菌:浴槽から検出 福祉施設、使用中止に-札幌/北海道
2011年2月24日(木)付の毎日新聞は、札幌市は23日、同市南区石山の市南老人福祉センターの女子浴室の浴槽から基準値の約9倍に当たるレジオネラ属菌が検出され、同日から使用を中止したと発表した、と伝えた。
健康被害の報告は今のところないという。
市高齢福祉課によると、菌が検出されたのは今月5日に採取した浴槽の水。
水をろ過して使う循環式浴槽だが、水は毎日換えており、同じ使い方をしていた男性浴室は汚染されていなかった。
水質検査は年2回行っており、現時点で原因は不明だとしているという。
再開までには最短2週間かかる見込みで、その間は男子浴槽も使用を休止するという。
市は「最近1カ月間に利用し、全身のけん怠感や頭痛、呼吸困難などの症状がある人は、早急に医療機関を受診してほしい」と呼び掛けているとのこと。