温泉ホテルで爆発/長野
2011年2月8日(火)付の産経新聞は、7日午前0時ごろ、茅野(ちの)市北山の「蓼科(たてしな)温泉ホテル親湯(しんゆ)・山月亭」(5階建て)で爆発があり、2階から5階までの客間や廊下が壊れた、と伝えた。
宿泊客が15人おり、避難中に60代の女性1人が気分が悪くなり病院で診察を受けたが、他にけが人はなかったという。
茅野署によると、建物の天井の一部が抜けたり、窓ガラスが割れる被害が出た。
事故直後、ガス臭が残っており、ガス爆発の可能性があるとみて原因を調べているという。
4階に宿泊していた女性は「外に火が見えたかと思ったら、ガラスの破片が部屋の内側に吹き飛んできて天井の板が落ちた。
一緒にいた4歳と2歳の子供は、驚いて泣くこともできない様子だった」と話したという。
ホテルによると、建物の屋外には暖房器具用のガス管が張りめぐらされており、2・3階が激しく壊れていたとのこと。