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地下水が高濃度汚染 高松工場近くでフッ素とホウ素/香川

 2011年2月8日(火)付の産経新聞は、高松市は7日、高松市朝日町の東京製鐵高松工場の近くで、地下水から国の環境基準を上回る高濃度のフッ素とホウ素が検出されたと発表した、と伝えた。
 いずれも日常的に摂取すると健康被害がある濃度とされ、市は付近の住民に井戸水を飲用しないよう呼びかけているという。
 同社の自主検査で判明したという。
 濃度は、フッ素が同社の東側で5.9ミリリットル(環境基準値1リットル当たり0.8ミリグラム)、ホウ素は南側で1.4ミリグラム(同1ミリグラム以下)だったという。
 工場の敷地内では昨年10月、鉛やカドミウム、水銀などの有害物質を含む産業廃棄物のダストペレットが大量に埋められていたことが発覚し、撤去処理するとともに敷地周辺の地下水の水質検査をしていたという。
 汚染の原因について、同社では「ペレットが直接的な原因とは考えにくい」としており、今後も検査を続けるとのこと。

ニュース資料:2011年(平成23年)2月8日(火)産経新聞


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