排水:無断で捨てる 浜松市営温泉施設が07年に-指定管理者注意へ/静岡
2011年2月5日(土)付の毎日新聞は、浜松市営の温泉施設「あらたまの湯」(同市浜北区)で2007年、排水を無断で敷地内に捨てたとして市は4日、当時の指定管理者に文書で注意する方針を示した、と伝えた。
昨秋、市議会で問題を指摘されていたという。
市が調べた結果、土壌汚染などの被害はなかったが、指定管理者側から当時、連絡がなかったため報告義務に違反したと判断したという。
4日の市議会環境経済委員会で市が報告した。
当時の指定管理者はパン製造販売のヤタロー(同市東区)と水道衛生工事業の亜興配管工事(同市浜北区)の共同グループ。2007年4月から3年間、指定管理者だったという。
市によると、2007年5月の大型連休と8月のお盆の2回、来場者が急増し、想定していた排水量を上回った。
このため下水道につながる貯水槽があふれるのを防ごうと、排水を敷地内に捨てたとのこと。