銀山温泉:露天風呂の屋根、雪で倒壊―2人軽傷/山形
2011年1月23日(日)付の河北新報は、22日午後9時半ごろ、山形県尾花沢市銀山新畑の温泉旅館「瀧見舘(たきみかん)」で、女湯露天風呂の屋根が雪の重みで倒壊し、入浴中の宿泊客2人が軽傷を負った、と伝えた。
県警尾花沢署によると、旅館1階の屋根に約1.3メートル積もっていた雪が、下にある露天風呂に落ち、木造の屋根(縦・横とも3.6メートル)が崩れたという。
入浴中だった東京都杉並区の無職女性(55)が雪や木の板に当たり背中を切り、隣接の男湯で入浴中だった横浜市港北区の男性会社員(46)も逃げようとして転倒、右手の指を打つなどしたという。
当時、露天風呂には計6人の男女が入浴中だった。
山形地方気象台によると、尾花沢市の積雪量は約2メートルだったという。