水産試験場から燃料用重油が110リットル流出―被害なし/香川
2011年1月15日(土)付の産経新聞は、香川県は14日、県水産試験場(高松市屋島東町)から燃料用のA重油が流出したと発表した、と伝えた。
一部が海に流れ出たが、魚などへの被害は出ていないという。
同試験場によると、12日午後2時ごろ、ボイラー室の燃料パイプ(直径約1センチ)からA重油が漏れ地下排水管に流れているのを職員が発見。
ボイラーと燃料タンクの間にA重油を霧状にする装置と圧力ゲージがあり、圧力ゲージと燃料パイプの接続部分から約110リットルが漏出していたという。
漏出したA重油のほとんどは敷地内の排水枡内にたまっていたが、一部は護岸のすき間から海に流れていたため、オイルフェンスで拡散防止策をとるなどして警戒を続けているという。