スーパー銭湯のボイラー爆発、100メートル飛ぶ―焼き鳥店直撃もけが人なし/福岡
2010年12月21日(火)付の産経新聞は、21日午後0時20分ごろ、福岡県志免町田富のスーパー銭湯「雫の湯」の業務用ボイラーが爆発し、ボイラー本体が約100メートル飛んで焼き鳥店の屋根を突き破り、2階トイレ部分を直撃した、と伝えた。
県警粕屋署によると、焼き鳥店は営業前で客はおらず、銭湯には客1人と従業員十数人がいたが、けが人はなかったという。
銭湯の隣の中古車販売店に止めてあった乗用車2台にボイラーの破片などが当たり、フロントガラスが割れるなどしたという。
同署によると、ボイラーは高さ約1.7メートル、幅約1メートル、重さ400キロの銀色の円柱状で、湯を沸かすため銭湯に隣接するプレハブ小屋に5台設置。午前10時45分ごろ、4台を稼働させたが、うち1台から異常音がして白煙が出たためスイッチを切ると、煙が上がったのとは別のボイラーが直後に爆発したという。爆発の原因を調べているとのこと。