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下水道料1億5千万円未払い/埼玉

 2010年12月17日(土)付の朝日新聞は、北本市は16日、市内の日帰り温泉2施設で、使用水の届け出漏れがあったと発表した、伝えた。
 施設側が開業時から井戸水など使用水の一部について届け出を怠っており、未払い下水道料金は総額1億5千万円とみられるという。
 市によると、届け出漏れがあったのは「楽市楽湯」(同市山中1丁目、1997年開業)と、「湯楽の里」(同市二ツ家3丁目、2002年開業)。未払い料金は「楽市楽湯」が13年分で推定7690万円、「湯楽の里」が8年分で同7480万円という。
 両施設とも開業時から井戸水も使っていたにもかかわらず、また「湯楽の里」は05年から温泉水も使い始めたのに、届け出なかったという。ともに「施工業者や配管業者らに届け出を任せきりにしていた」などと説明。支払う意思を示しているという。
 時効は5年だが、市民の理解が得られないとして、市は時効前の未払い分についても過料などの形で原則として支払いを求めていく考えという。
 行田市の日帰り温泉施設で6月、正規の下水道料金が支払われていないことが分かったことから、北本市は両施設について調べていたとのこと。

ニュース資料:2010年(平成22年)12月17日(金)朝日新聞


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