有害物質:地下水から基準値2万4500倍―名張で検出/三重
2010年12月11日(土)付の毎日新聞は、県伊賀農林商工環境事務所は10日、名張市西原町のポリウレタンフォーム製造会社「ブリヂストンケミテック」の地下水から、最大で基準値2万4500倍の有害物質が検出されたと発表した、と伝えた。
周辺環境に影響はないとみられるという。
同事務所によると、今年6月末、同社の排水から基準を上回る有害物質「ジクロロメタン」が検出されたことを受け、同社が10月末から環境調査を行ったところ、3地点の地下水から基準を超える有害物質が検出されたという。
また、2地点でも土壌汚染が確認された。同社によると、車のシートなどに使われるポリウレタンフォームを製造する過程でジクロロメタンを使用しており、県や市が詳しい原因を調べているという。