2010年11月30日(火)付の神奈川新聞は、葉山町堀内のごみ焼却施設「葉山町クリーンセンター」の放流水から排出基準を超えるダイオキシン類が検出された問題で、同町は30日開かれた町議会12月定例会の本会議で、県の指示で運転を停止している焼却炉の再開まで少なくとも2カ月程度かかる見通しを明らかにした、と伝えた。
当面、外部委託や近隣自治体に依頼して対応するとしているという。
焼却炉の運転再開の見通しについて、成島光男生活環境部長は「原因を特定する検査などに約1カ月、改善策を講じるのに最低1カ月程度かかる」と説明。当面、外部委託や周辺の自治体などに焼却を依頼して対応する方針を示したという。また、現在は民間業者に委託して処理しているとした。
この問題で同町は、ごみ焼却施設の放流水から排出基準値(1リットル当たり10ピコグラム以下)を上回る1リットル当たり11ピコグラムのダイオキシン類が検出されたと25日に発表、同日から焼却炉の運転を停止しているという。