町営温泉の天井が落下、入浴中の女性2人けが/岐阜
2010年11月21日(日)付の読売新聞は、21日午後4時45分頃、岐阜県池田町片山、町営温泉「池田温泉」の新館1階にある女性風呂の浴槽に、天井の石こうボードの一部(縦2.3メートル、横約75センチ、厚さ約1センチ、重さ約15キロ)が落下、入浴中の2人が頭などに軽いけがを負った、と伝えた。
事故当時、10人ほどが入浴中だったが、ほかの利用客は無事だった。
県警揖斐署の発表によると、けがをしたのは同県羽島市の美容院経営の女性(73)と、同県各務原市の会社員女性(35)で、いずれも日帰り入浴の利用客だった。同温泉によると、開業した2003年3月以降、天井を含めた施設の安全点検はしていなかったという。
事故を受け、同温泉は当面の営業休止を決めた。再開は未定で、高野茂一・総支配人は「関係者に深くおわび申し上げるとともに、二度と事故が起きないよう安全対策を徹底したい」と話した。