琴平町が温泉に加水/香川
2010年9月30日(金)付の毎日新聞は、琴平町が掘り起こし、町内10の温泉施設に供給している源泉に、湯量不足を補うため水道水が加えられていることが29日分かった、と伝えた。
町は「各温泉施設には説明し、加水していることを浴場内に明記するよう指導した」という。
町によると、源泉は2008年4月から1立方メートル当たり280円で供給したが、1日の需要量が約80トンなのに湧出量が20~40トンしかなく、同年5月から加水を始めたという。平均で源泉1に対し加水量は1.6だったが、加水量が7倍に上った月もあったという。小野正人町長は「新たな源泉を開発しない限り、加水を続けるしかないが、加水していることはきちんと明記する」と話しているという。