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自動車部品工場敷地内の土壌と地下水で汚染確認、基準値の2200倍のテトラクロロエチレンなど/神奈川
2010年5月27日(木)付の神奈川新聞は、県県央地域県政総合センター環境部は27日、冨士自動車興業(綾瀬市寺尾釜田2丁目)の工場敷地内の土壌と地下水から環境基準を超える汚染が確認されたと発表した、、と伝えた。
発がん性が疑われるテトラクロロエチレンなどで、県では周辺の井戸水調査を行うとともに、地下水の浄化対策などの指導をしていくという。
県によると、同工場は1962年から今年3月まで自動車部品を製造。工場の閉鎖に伴い、県条例に基づき、同社が敷地(6190平方メートル)の土壌と地下水を調査したところ、テトラクロロエチレンが土壌で環境基準の2200倍、地下水で同230倍の濃度で検出され、トリクロロエチレンなども基準を15~30倍上回っていたという。
同工場では、精密機器や部品の加工段階で用いた油の除去などでテトラクロロエチレンなどの使用歴があるという。県によると、周辺の半径500メートル以内には4カ所井戸があるが、いずれも飲料水として使用していないという。
ニュース資料:2010年(平成22年)5月27日(木)神奈川新聞(カナロコ)
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