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温泉給湯センターのレジオネラ属菌検出:判明後も温泉供給-平戸市長が謝罪/長崎

 2010年5月27日(木)付の毎日新聞は、平戸市が管理する温泉給湯センター(下中野町)でレジオネラ属菌が検出された問題で、菌検出が判明後も市が温泉水を供給していたことがわかった、と伝えた。
 黒田成彦市長は26日に記者会見し、「問題の大きさを考え、今後は説明責任を果たしながら原因究明に努めていきたい」と謝罪したという。
 市によると、レジオネラ属菌は2カ月に1度の定期検査で検出された。温泉水は5月11日に採取され、24日に菌検出が確認されたが、市は25日午前中まで温泉水を供給していたという。
 供給停止が翌日になったことについて、市長は「担当部署から上層部への連絡が遅れたため」と釈明したという。
 市は26日には現場視察や清掃、消毒を実施。保健センターには健康相談窓口を設置したが、既に5件の相談や苦情が寄せられているという。
 一方、温泉水を使っていた7宿泊施設のうち2施設については、早ければ28日にも源泉を持つ他施設から温泉水供給を受ける予定という。
ニュース資料:2010年(平成22年)5月27日(木)毎日新聞


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