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温泉法違反:許可得ず温泉違法くみ上げ-旧玉之浦町センター/長崎
2010年5月13日(木)付の毎日新聞は、五島市玉之浦町の市の施設「旧玉之浦町ふれあい温泉センター」で、県の許可を得ないまま、17年間にわたって違法に温泉をくみ上げていたことが県の調査で分かった、と伝えた。
県は市に「温泉法違反」として厳重注意し、是正を求めているという。
ふるさと創生事業1億円を使い、1992年に旧玉之浦町が温泉掘削。廃校になった旧七岳小の施設を使い、温泉プールと風呂を設置した同センターがオープン。
しかし、県の許可を受けた自噴だけでは湯量が足りず、温泉法で定められた県の許可を受けないまま1993年にくみ上げ量が約4倍になるポンプを設置、同施設は2009年から市社会福祉協議会がデイサービスセンターとして運用しているという。
今年3月、県が温泉台帳を調べていて違法が判明。4月に現地調査し、市に文書で厳重注意して是正を求めた。県内の行政機関で温泉法違反を指摘されたのは初めてという。
市は当時の関係者から事情を聴いているが、許可申請しなかった理由などは不明。市財政課は「違法を指摘され驚いている。原因究明とともに、是正措置を急ぎたい」と話しているという。
ニュース資料:2010年(平成22年)5月13日(木)毎日新聞
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