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温泉排水:基準緩和暫定措置、国が3年間再延長へ/大分

 2010年4月1日(木)付の毎日新聞は、温泉旅館などからの排水に含まれるホウ素やフッ素の基準を緩和する暫定措置が今年6月末に期限切れを迎えるのを前に、環境省は3月31日開かれた中央環境審議会水環境部会で現行の暫定措置を7月以降も3年間再延長する考えを示し、了解されたと伝えた。パブリックコメントを集めた後、省令を改正、正式に延長を決める予定という。
 同省によると、3年前に暫定措置が延長された後、いくつかの除去装置が開発されたものの、依然としてコスト高で、旅館などが導入するのは困難だとして、再延長することにしたという。 この問題をめぐっては、全国88市で作る温泉所在地都市協議会長の浜田博・別府市長が暫定措置の再延長などの要請のため、4月上旬にも上京する予定だった。浜田市長は予定通り上京し、安価な除去装置を早急に開発することなどを要請するという。

ニュース資料:2010年(平成22年)4月1日(木)毎日新聞


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