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更級川に農薬廃棄か-千曲署などが水濁法違反の疑いで捜査/長野

 2010年3月21日(日)付の信濃毎日新聞は、3月20日午前10時半ごろ、「千曲市八幡の更級川が真っ白に濁っている」と千曲市役所に通報があった,と伝えた。
 市から連絡を受けた千曲署は水質汚濁防止法違反の疑いで捜査。
 付近の複数の果樹農家が農薬の一種「石灰硫黄合剤」の溶剤を散布しており、一部が溶剤を入れていた器具を更級川で洗い流していたことを確認、白濁の原因は石灰硫黄合剤が混入したためではないかとみている。
 ただ、白濁を確認できたのが千曲川との合流点までの約1キロと長いため、洗い流すだけではそこまで広がらないとし、何者かが意図的に農薬を捨てたとみて調べているという。
 同署や千曲市によると、石灰硫黄合剤はホームセンターなどで入手でき、溶剤を散布すると、リンゴやモモの木に害虫が卵を産み付けるのを防ぐ効果がある。強アルカリ性で黄色い液体だが、水に触れると白く濁る。
 市によると、兼業農家の多くが春先の休日、果樹に散布しているという。
 同署などによると、更級川の濁りは同日午後1時半ごろにはほとんど消えた。
 周辺住民の健康被害はみられないという。
 一方、合流点から約7.5キロ下流の千曲川には、長野市上下水道局清野浄水場の取水口があり、同局は同日午後1時から取水を停止。安全を確認し、同2時45分に再開したという。
ニュース資料:2010年(平成22年)3月21日(日)信濃毎日新聞


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