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安八温泉、水温や成分の基準満たさず/岐阜

 2010年3月19日(金)付の岐阜新聞は、安八郡安八町中須の町営「安八温泉保養センター」内の安八温泉が、温泉法の基準を満たしていないことが、18日分かった、と伝えた。
 長年の間に何らかの原因で温度や成分が薄まったとみられ、町では新たに掘削する方向で早期の対応を検討しているという。
 同日行われた町議会定例会の一般質問で明らかになったという。
 同法が2007年に一部改正され、定期的な温泉成分の分析が義務付けられたため、同町が昨年9月、1982(昭和57)年以来27年ぶりに調査を依頼したところ、当時は満たしていた水温やラドンなどの成分が、基準を下回っていたという。
 町では定期的に水質検査や源水検査は行っていたものの、成分の検査は行わなかったという。
 同法では、水温が25.0度以上、もしくは19種類の成分のうち1種類でも基準値を満たしていれば、温泉として認められる。
 しかし、同温泉は基準を満たしていた水温が27.1度から20.6度に下がっていたほか、ラドンと溶存物質も基準値を下回っていたという。
 同町では、昨年12月から同温泉に、基準を満たしていないことを知らせる張り紙を掲示。
 また西濃保健所に報告し、詳しい調査をしているという。
 今後は、結果を踏まえた上で、長期的な揚湯量や温度を確保する観点から「新規の掘削」で前向きに取り組んでいく方針。
 小川徳喜町長は「町民にとってのいこいの場であり、町にとって無くすわけにはいかない温泉。早期に対応していきたい」と話しているという。
ニュース資料:2010年(平成22年)3月19日(金)岐阜新聞


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