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<富士山>山小屋の環境型トイレ故障、汚水垂れ流し
2010年3月13日(土)付の毎日新聞は、富士山の山梨県側の山小屋でつくる「富士山吉田口旅館組合」(井上洋一組合長)が12日記者会見し、7合目(標高約2900メートル)の山小屋「鳥居荘」が06年から昨夏までの夏山シーズンに、環境配慮型トイレの故障により計9回、し尿や生活排水を山に流していたことを明らかにした、と伝えた。
説明によると、鳥居荘は2006年の夏山シーズン直前に、鉄砲水でし尿や生活排水の焼却装置が壊れ、応急措置をしながら使っていたが、処理できなかった汚水を1回当たり50~80リットル山に流したという。
富士山の汚水対策として、国や県は環境配慮型トイレの設置に、2004年から補助金を交付しており、このトイレも対象だった。
環境省は1月に文書で厳重注意し、鳥居荘は同月下旬に改善報告書を提出したという。
ニュース資料:2010年(平成22年)3月13日(土)毎日新聞
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