三菱化学水質データ改ざん:四日市市の監視、1・2カ月に1回/三重
2010年2月3日(水)付の毎日新聞は、四日市コンビナートにある三菱化学四日市事業所の水質汚濁データ改ざん問題で、四日市市は、同事業所への立ち入り調査回数を現在の年1、2回から当分の間、1、2カ月に1回程度に増やし、監視を強化することを決めた、と伝えた。
2日の会見で、田中俊行市長は「大企業だけに非常にショックを受けた。厳しく指導していく」と述べたという。
市はデータ改ざんの発覚を受け、同事業所に対し水質汚濁防止法を順守するよう文章で厳重注意したほか、再発防止策の報告を求めているという。
今後の立ち入り調査では、排水の採水個所を増やすほか、社員の教育・訓練などについてもチェックする方針という。