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下水道に異物流さないで-岡谷市で揚水ポンプ故障頻発/長野

 2009年11月27日(金)付の長野日報は、岡谷市内の下水道管にシャツやタオルなどの異物が流入し、マンホール(揚水)ポンプの故障が頻発している。復旧費用が年間200万円弱に達しており、違反者の特定も困難なため市水道課が頭を悩ませている、と伝えた。
 同課によると、諏訪地方の下水は自然流下が基本だが、市内では30カ所に60基の揚水ポンプを設置し、下水を引き揚げて諏訪市の豊田終末処理場に流入させている。異物が詰まって起きる揚水ポンプの故障は、昨年春ごろから月3~4件あり、今年1月以降は月5~6件に増えたという。
 シャツや下着などの衣類や布が多く、湊地区全域や川岸橋原地区での発生が目立つという。市は設備業者に復旧作業を委託するが、酸欠や硫化水素中毒といった危険があるほか、大幅な税収減が見込まれる中での復旧費増大は財政悪化にもつながるという。
 下水道法は、施設の機能に障害を与えて下水の排除を妨害した違反者に、5年以下の懲役または100万円以下の罰金を科す罰則規定を設けている。しかし、異物が変色、変形していることから、違反者を特定できないのが実情だという。
 同課下水道担当は「てんぷら油や灯油などの流入も多い。背景にはモラルの低下があると思う。トイレやお風呂、台所の排水口から異物を流さないでください」と訴え、下水道の適正使用を呼び掛けているとのこと。
ニュース資料:2009年(平成21年)11月27日(金)長野日報


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