水に関するニュース
高山のホテル、レジオネラ属菌に集団感染/岐阜
2009年11月5日(木)付の読売新聞は、県は4日、高山市西之一色町の「高山グリーンホテル」の入浴施設を利用した愛知県や横浜市など50~70歳代の男女5人が、レジオネラ症を発症したと発表した、と伝えた。
5人は肺炎で入院中だが、全員快方に向かっているという。県は同日、安全確認ができるまでの間、入浴施設の循環浄化システムの使用停止と衛生管理の徹底などを文書で指導した。レジオネラ属菌による集団感染は県内で初めてという。
県によると、5人は9月30日~10月16日、同ホテルの入浴施設を利用し、10月19日~11月2日に肺炎の症状を訴えた。県が10月20日、入浴施設を検査したところ、女性用からレジオネラ属菌を検出。5人のうち、横浜市の60歳代女性の菌を遺伝子検査した結果、入浴施設の菌と一致したため、同ホテルを原因施設と断定したという。
入浴施設は温泉を循環浄化し再利用するシステムで、菌の検出後、循環浄化の使用を休止。水道水の掛け流しに変更し、一部を再開した。同ホテルの新谷尚樹社長は「お客様に申し訳なく、深くおわび申し上げます。今後、安全が確認でき次第、入浴施設を温泉に切り替えたい」と話しているという。
ニュース資料:2009年(平成21年)11月5日(木)読売新聞
■適切な衛生管理を行っている安全な施設であることをお客様に伝えたい!
水利協では、そんな施設のご要望をサポートします。お気軽にご相談下さい。
施設衛生管理適合証について
■水利用設備環境衛生士講習会について
■衛生士の申込方法などが掲載されている日建学院のホームページはココをクリック