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指定管理者破産で市が施設直営管理へ/厚木

 2009年9月27日(日)付の神奈川新聞は、厚木市は27日、指定管理者が破産手続きを開始したため「市ふれあいプラザ」(金田)を当分の間、市の直営管理にすると発表した、と伝えた。
 市ふれあいプラザは一般廃棄物焼却施設「市環境センター」の余熱利用施設で、温水プールなどがある。温水プールは休止となり、市では「早期に再開したい」と話しているという。
 厚木市によると、指定管理者の東宝クリーンサービス(本社・東京都荒川区)は債務超過で経営不振に陥り、全社員に9月30日をもって解雇する旨を25日付で通知、破産手続きを開始したという。このため市では、指定管理業務を適正に行うことができないと判断、条例の規定に基づいて、当分の間、市の直営管理にすることを決めたという。
 市では2006年度から指定管理者制度を導入。東宝クリーンサービスは同年度から3年間、市ふれあいプラザの指定管理者に指定され、引き続き2009年4月から3年間指定されていたという。
 市ふれあいプラザには、温水プール、健康ルーム、浴室、大広間、会議室などがあり、年間利用者は約16万2千人。運営に専門的な技術を必要とするプール、健康ルーム、浴室は使用を休止するが、市では「市民に迷惑をかけないようプールなどは早期に再開できるようにしたい」としているという。
ニュース資料:2009年(平成21年)9月27日(日)神奈川新聞(カナロコ)


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