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レジオネラ属菌:合志市福祉センターの入浴施設、基準値超検出/熊本
2009年6月26日(金)付の毎日新聞は、熊本県の合志市福祉センター「みどり館」の入浴施設で、利用者の男性(92)がレジオネラ肺炎にかかり、県の基準値を超えるレジオネラ属菌が検出されていたことが分かった、と伝えた。
館は5月から営業を自粛し、施設改修のため年度内は休業が続くという。
市高齢者支援課によると、男性は4月18日、入浴中におぼれたとみられ、浴槽でうつぶせに浮いているのを別の利用者が気づき、熊本市内の病院に搬送された。男性は入院していたが、5月7日に死亡したという。
みどり館は同日、男性がレジオネラ肺炎を発症していたと病院から連絡を受け、営業を自粛した。施設内9カ所の検査をしたところ、5カ所で基準値(100ミリリットル当たり10個未満)を上回る10~20個を検出。同課は「因果関係は分からないが、利用者の中から(感染者が)出たということで営業を自粛した」としているという。
同館でレジオネラ属菌が基準を超えて検出されたのは2002年の1度だけで、3月の定期保守点検では基準内だったという。
ニュース資料:2009年(平成21年)6月26日(金)毎日新聞
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