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天草市の「ユメール」営業再開-水質検査パス/熊本

 2009年3月4日(水)付の熊本日日新聞は、浴場でのレジオネラ属菌検出で営業を停止していた天草市の交流施設「ユメール」について、運営会社のプラスファイブは4日、「防止対策を実施した結果、市の水質検査で異常がないことが確認された」と発表。同日午後から営業を再開した、と伝えた。
 発表によると、同社は菌の検出原因について「配管内の滞留水に繁殖し、浴槽内に流出した」と判断。2月25日に大浴場、小浴場、家族ぶろの配管を消毒洗浄したほか、配管自体を改良し清掃・消毒しやすくしたとのこと。
 また、同社は2月16日、市は同26日に浴槽などの水質検査を実施。レジオネラ属菌について「未検出」「県基準値(100ミリリットル中10個体)未満」との結果を得たという。
 今後は水質の自主検査を従来の年2回から年4回に増やす方針。「衛生管理に関する従業員教育を徹底し、信頼回復に努力したい」としている。
 ユメールの浴場では昨年1月と7月、県の基準値を超えるレジオネラ属菌を検出。しかしプラスファイブは設置者の市に報告せず、2月14日まで営業を続けていたという。
ニュース資料:2009年(平成21年)3月4日(水)熊本日日新聞


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