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レジオネラ属菌基準の7300倍、山武市施設で検出―温泉浴場、使用停止に/千葉
2008年12月19日(金)付の読売新聞は、山武市営の健康福祉施設「さんぶの森元気館」(山武市美杉野)の温泉浴場で、国の基準値の7300倍にあたるレジオネラ属菌が検出されていたことが18日わかった、と伝えた。
県は同施設の衛生管理の改善を指導しており、同施設は15日から温泉浴場の使用を停止しているという。
報道では、県衛生指導課によるとレジオネラ属菌は県の定期検査でみつかったという。今月3日、県山武保健所で同施設の温泉浴場の湯を採取して検査したところ、15日に基準値を大幅に超える7300倍ものレジオネラ菌が検出された。これまでに利用者などから健康被害の報告はないという。
温泉浴場は循環式で、同施設では県の指導を受け、配管やろ過器などの清掃をしている。施設内に併設のプールやシャワー設備などについては、温泉浴場と配管系統が異なるため、使用を続けているという。
同施設は、循環設備を週3回清掃し、水質検査も2か月に1回実施しており、11月17日の調査では、レジオネラ属菌は検出されなかったという。同施設の館長は「レジオネラ属菌の原因はわからない」と困惑する。わずか16日後の県の検査で7300倍ものレジオネラ属菌が検出されたことについて、県衛生指導課は「通常では考えられない」としている。
ニュース資料:2008年(平成20年)12月19日(金)読売新聞
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