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オフィスやマンション、水道水を高層階に直接供給-貯水槽不要/東京
2008年12月16日(火)付の日経新聞は、東京都は高層ビルに貯水槽(タンク)を設置しなくても、水道水を高層階の家庭やオフィスに直接供給できる新技術の導入を来春認可する、と伝えた。
来年2月以降に着工するビルに認めるもので、一度貯めた水ではなく浄水場で処理した「新鮮な水」が飲めるようになるという。貯水槽の維持管理が不要になるため、ビル所有者のコスト削減も見込まれる。新技術の導入は全国の都道府県で初めてという。
水道水の供給は、ビルの高さに応じて大きく2つの手法がある。1つは水道水の圧力などを利用して水道管から蛇口まで直接給水する方式。ただしポンプの能力に限界があるため、従来は一般に16階建て(約75メートル)程度以下にしか対応できなかった。このため、17階建て以上では、屋上などに貯水槽を設置し、ここに一度貯めてから、各家庭やオフィスに配水している。
今回認める新方式は、17階以上のビルで貯水槽がなくても配水できる新型ポンプを導入するという。従来のポンプは水の勢いに強弱が出るなどの問題があり、高層階で各部屋に直接水を届けることが難しかったとのこと。
ニュース資料:2008年(平成20年)12月16日(火)日経新聞
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