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レジオネラ属菌:佐渡の民宿と新潟の憩いの家、基準超す/新潟

 2008年11月20日(木)付の毎日新聞は、県は19日、佐渡市願の民宿「福助屋旅館」の家族風呂と大浴場で、基準を超えるレジオネラ属菌が検出されたと発表した、と伝えた。
 民宿は、安全が確認されるまで営業を自粛する。
 民宿に宿泊した見附市の70代男性が、今月11日に肺炎の症状と似ているレジオネラ症と診断され、県が立ち入り調査を実施したところ、男性が入浴した家族風呂から基準の23倍、大浴場から54倍の菌が検出されたという。
 同時期に民宿を利用した宿泊客21人が発症したという届け出がないため、県生活衛生課は「施設との因果関係は不明」としている。
 また、新潟市は19日、同市江南区大淵の老人憩いの家「大淵荘」の浴槽から、基準値を超えるレジオネラ属菌が検出されたと発表した。これまでに健康被害の報告はないという。
 市江南区健康福祉課によると、県環境分析センターが5日に定期水質検査を実施。分析の結果、基準値をわずかに上回る値が検出された。同課は大淵荘の入浴施設を2週間ほど閉鎖し、消毒や原因究明にあたるとのこと。
 大淵荘は地元の高齢者らが利用する福祉施設。1日30人程度が訪れるといい、18日にも入浴した客がいたという。
ニュース資料:2008年(平成20年)11月20日(木)毎日新聞


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