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入浴客がレジオネラ症 前橋の施設13日間営業停止/群馬
2008年3月14日(木)付の読売新聞は、群馬県は13日、前橋市天川大島町の入浴施設「華の湯前橋店」を利用した同市内の60歳代の男性がレジオネラ症を発症し、同施設からレジオネラ属菌が検出されたと発表した、と伝えた。
条例に反する浴槽の管理実態も判明したため、県は公衆浴場法に基づき、同店を同日から13 日間の営業停止処分とした。レジオネラ症で県が施設を処分したのは初めて。
報道では、県食品監視課によると、2月28日に前橋市内の医療機関から、受診者にレジオネラ症が見つかったとの届け出があり、前橋保健福祉事務所が29
日、同店の浴槽から湯を採取して調べたところ、同一の菌遺伝子と判明した。男性は、肺炎や発熱などの症状を訴えており、現在も入院しているという。
県は2006年3月、レジオネラ症の予防強化のため県条例を改正。この改正基準に照らして調査した結果、清掃や水替えの頻度や残留塩素の基準値が違反状態だったほか、管理手引書の不備も見つかったという。
同店は、大阪市の「中道不動産」の経営で、発症を受け、今月7日から自主休業していた。同店は「条例に反する管理をしていたことを、深く反省している。今後、改善していきたい」としている。
ニュース資料:2008年(平成20年)3月14日(金)読売新聞
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