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菊池市・七城温泉ドーム、レジオネラ属菌「陽性」/熊本

　2008年1月22日(火)付の熊本日日新聞は、菊池市は1月21日、利用者がレジオネラ属菌に感染した第三セクター施設・七城温泉ドーム（七城町林原）で、同菌の陽性反応が出たことを明らかにした、と伝えた。
　陽性反応は感染判明後の15日、県菊池保健所が採取した温泉水から出た。21日、県の基準値 (100ミリリットル中10 CFU)を上回る菌を認めたと市に連絡があった。具体的な数値は検査中で、1月末にも判明する見通しとのこと。
　報道によると、感染者は福岡県内の60歳代男性で、昨年末に同施設で入浴した。同施設は16日から温泉の営業を自粛している。同施設などは、感染判明後に宴会などの利用客約2500人の聞き取りもしているが、今のところ健康被害の申し出はないという。同施設は18、19の両日、温泉の配管などを高圧洗浄したという。
　21日、同保健所立ち合いで採取した温泉水の検査を民間機関に委託し、レジオネラ属菌が基準値以下なら同保健所などと営業再開に向けて協議する予定とのこと。
　菊池市は「陽性反応という結果を真摯(しんし)に受け止め、さらに衛生管理を徹底させたい」としているという。

ニュース資料：2008年(平成20年)1月22日(火) 熊本日日新聞

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