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浦安市の老人福祉センターでレジオネラ属菌検出、基準値の最大73倍/千葉
2007年12月14(金) 付の毎日新聞は、千葉県浦安市の高齢者向けレクリエーション施設「市老人福祉センター」の風呂から、2005年8月と2007年3月の2回、最大730
CFU(国の定める基準値の73倍)のレジオネラ属菌が検出されていたことが12月13日分かった、と伝えた。
報道によると、施設では張り紙で利用者に知らせていたが、報道機関や市議会には公表していなかった。同市では2006年6月に、長野県内に所有する市民向け保養所で4,300
CFU(国の定める基準値の430倍)のレジオネラ属菌を検出したが、1年半近く公表していなかったという。
同市によると、いずれも年に3~4回実施している水質検査で判明した。
2005年8月には女湯から70 CFUを検出、2007年3月には女湯で40 CFU、男湯では基準値の73倍に当たる730 CFUが検出された。
いずれのケースも、2~3週間風呂の使用を中止し県市川保健所に届け出を行ない、浴槽を消毒。
再検査で菌の不検出を確認して使用を再開した。
利用者には張り紙でレジオネラ属菌の検出と風呂の使用中止を知らせていたとのこと。
同センターは、60歳以上の市民が無料で使用できるレクリエーション施設で、年間約11万人の利用がある。
同市の副市長は「基準値を超えたことは市民に知らせるべきで、今後は同様のケースでもマスコミ発表などをしたい」と話しているという。
ニュース資料:2007年(平成19年)12月14(金)毎日新聞朝刊
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