市川健康福祉センター(市川保健所)は、2018年(平成30年)11月7日(水)に「平成30年度レジオネラ症防止対策等衛生講習会」を市川健康福祉センター(市川保健所)3階講堂で開催し、協会職員が講師を担当させて頂きました。
この講習会の参加者は、市内の公衆浴場営業許可施設及び旅館業営業許可施設の衛生管理者で、千葉県公衆浴場業生活衛生同業組合(銭湯)関係者、ホテル施設、商業ビル・事務所ビル等特定建築物、スボーツ倶楽部、高齢者利用施設等、約50施設70名以上の出席となり、会場はほぼ満席となりました。
今回の講演では、「水利用設備のレジオネラ症防止対策」と題してレジオネラ症とレジオネラ属菌の特長、レジオネラが属菌はバイオフィルム内で大量に繁殖すること、入浴設備においてはバイオフィルムの除去が効果的な対策であること、日常の衛生管理として設備ごとの衛生管理方法の説明、シャワー設備でもレジオネラ属菌が検出されることがあるため定期的な洗浄と消毒が必要なこと、循環式浴槽では1年に1回以上循環配管の洗浄を実施することによりバイオフィルムを取り除き適切な衛生対策を行うこと、その具体的な洗浄方法について、講義を行いました。
続いて建築物等のレジオネラ対策として、冷却塔、加湿器、給湯器等の衛生管理方法について講義を行いました。