2015年(平成27年)2月13日(金)に三重県生活衛生営業指導センターが主催する「レジオネラ症防止対策研修」(共催:三重県健康福祉部食品安全課)が、三重県総合文化センター内
生涯学習センター2階視聴覚室において開催され、当協会のスタッフが講師として招かれ、講演させて頂きました。
研修のテーマは、「レジオネラ症感染予防のための施設の衛生管理」ということで、ホテル・旅館、銭湯、スーパー銭湯、ゴルフ場、福祉施設など、県内の入浴設備を持つ施設営業者の衛生管理担当者など約150名の方が参加され、会場は満席となり、レジオネラ症に対する関心の高さがうかがえました。
この研修では、レジオネラ属菌が循環配管内で繁殖し感染に至るメカニズムや感染者数の動向・感染事例などについてお話しした後、施設の管理者が日常行う衛生管理の大切さについて、設備ごとに清掃・消毒を行う頻度やポイントを示しながら、講義を行いました。
また、日常の衛生管理を継続的に実施し点検表を記録することや水質検査の重要性についてもお話しをいたしました。
90分にわたるノンストップの講義にもかかわらず、出席された皆様は最後まで真剣に耳を傾けておられ、今回の研修が営業者の衛生管理に対する意識の向上につながり、施設の利用者の安心・安全の確保に役立てばと思っております。
■研修会の記事が三重タイムズ(2月20日付け)に掲載されています
三重タイムズの掲載記事はここをクリック